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2019.10.01

WING

次世代737型機に亀裂、FAAが近くAD発行へ

 次世代737型機において亀裂が見つかったことの連絡をボーイングから受けた米連邦航空局(FAA)は、近く耐空性改善命令(AD)を発行する見通しだ。ボーイングは声明のなかで、改修中の機体の少数の機体において、機体に亀裂が発見されたことを明らかにした。ただ、対象機は極少数に留まる見通しにある様相にあるほか、「運航中の問題は報告されていない」という。また、「この問題は737MAXおよびP-8は対象外」との見解も示した。
 ボーイングによれば、「今後数日以内にも、我々は顧客と緊密に連携してフリート内の対象機に対して推奨される検査計画を実施する」としている。