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2019.10.01

ウイングトラベル

日本旅行と読売旅行が業務提携、共同商品発売

仕入れ・販売チャネルで連携、強み生かす

 日本旅行と読売旅行は、包括的業務提携契約を締結した。国内旅行・海外旅行分野で、共同仕入れと相互の販売チャネルを生かした「2社連携商品」を販売して市場を拡大するとともに、法人・教育旅行、訪日インバウンド、地方創生事業などの分野でも連携する。提携は業務提携のみで、両社間に資本関係はない。
 業務提携は両社が対等な立場から連携を深めることとし、親会社のJR西日本グループと読売新聞グループの強みを生かして、販売チャネル、商品・コンテンツを拡充するとしている。
 販売チャネルは、日本旅行がウェブ・店頭・特定会員向け、読売旅行は読売新聞へのチラシ折り込み、旅行読売などのメディア、既存顧客ダイレクトメールとほとんど競合しない。
 主力商品は、日本旅行が国内フリー型、海外添乗員付き型、読売旅行が添乗員付き型で、添乗員付き型を中心に連携でき、相互補完の関係が成り立つ。
 具体的には、2社連携商品を順次展開する。国内旅行では赤い風船・読売旅行の共同主催で、「ハイグレード車両なごみ(和)」を組み込んだに日本旅行は「豪華列車なごみに乗車 秋の世界遺産の旅」、読売旅行は「ハイグレード車で行く日光東照宮」を10月1日に発売した。
 南極クルーズは共同催行で「南極への船旅 一生の思い出に残る14日間」。来年1月18日出発。目標人員は300名で、順次発売する。

 

※写真=日本旅行と読売旅行が業務提携、国内・海外で共同催行商品発売