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2018.05.25

WING

陸自、アラスカで米陸軍と実動訓練実施

アークティック・オーロラ演習に空挺団を派遣

 陸上自衛隊は5月24日、アラスカで5月28日より6月30日まで行われる米陸軍との共同実動訓練「アークティック・オーロラ」に第1空挺団から約110名を派遣することを明らかにした。訓練担任官は陸上総隊司令官の小林茂陸将が務める。
 米陸軍からは空挺部隊である第4-25歩兵旅団戦闘団約110名、第1-25ストライカー旅団(空中機動部隊)戦闘団約120名を基幹とする部隊が参加する予定。この訓練は空中機動作戦に必要な戦術および戦闘要領ならびに日米間の相互連携要領を実行動で訓練する目的で行われる。
 訓練は米国アラスカ州エレメンドルフ・リチャードソン統合基地とその周辺訓練場、ドネリー訓練場を使用する。空挺団は89式5.56ミリ小銃、5.56ミリ機関銃MINIMI、対人狙撃銃、84ミリ無反動砲といった装備を携行する。空挺傘、自由落下傘を使用し、米軍輸送機から降下することになる。