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JTA、一部便対象に国産の木製ストロー
来年から地元沖縄県産材ストロー採用
日本トランスオーシャン航空(JTA)は10月1日、一部の便において木製ストローによる機内サービスを開始したことを発表した。現在は国産木材を原料とした木製ストローを採用しているが、2020年から地元・沖縄県産の木材を使用する計画だ。なお、JTAが木製ストローを提供しているのは、那覇発福岡行きのクラスJシート限定で、トドマツ、杉の国産木材を原料としている。
JTAによると、この取り組みはSDGsへの取り組みであることと共に、新たな地域呼応件施策の展開でもあるとしている。
マイクロプラスチックによる海洋汚染問題が深刻化するなか、世界各地でプラスチック製品の採用を代替品へと切り替える企業が増加している。例えば、コーヒーチェーン大手のスターバックスも2020年までにプラスチック製ストローの提供を止めるなど、各社による取り組みが加速している。
※写真=JTAは木製ストローを機内サービスに採用(提供:JTA)