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災害対処能力強化支援で陸自隊員をジブチへ派遣
重機操作教育に加え、整備教育も新たに実施
統合幕僚監部は10月2日、ジブチ共和国における災害対処能力強化支援事業で、教官として陸上自衛官12名を派遣すると発表した。派遣期間は10月3日から12月16日までとなっている。
今回教官団として派遣となったのは、陸上自衛隊第1施設団第5施設群を基幹とする12名の陸上自衛官で、その内3名はジブチ派遣経験者とのこと。
2017年から始まったこの支援事業は今回で4回目。今回は従来の重機の操作訓練に加え、機械のメンテナンスを教育する整備教育も行うこととなった。今回から新たに整備教育も加わった理由として陸幕は、「ジブチ軍からの要望があったため」と述べた上で、「(陸上自衛隊としても)昨年度までの操作教育及び指導法教育で一定の成果を得たことから、今年度からは新たな段階に移行できると判断した」と説明した。
※写真=4回目となる災害対処能力強化支援のため、陸自隊員をジブチへ派遣することとなった
※写真=派遣団長の森杉荘司2等陸佐以下12名全員が湯浅悟郎陸上幕僚長に出国を報告した
※写真=湯浅陸幕長は記念撮影後、隊員一人一人と握手し、12月の再開を願った