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ANZ、サスティナビリティへの取組進める
燃料やCO2排出量削減、プラ製品の代替も
ニュージーランド航空(ANZ)は、過去1年間のサスティナビリティに関する目標への進捗をまとめた「2019サスティナビリティ・レポート」をまとめた。
それによると、ANZの「FlyNeutralプログラム」を通じて、前年比40%増に当たる延べ18万人以上の顧客が自主的にカーボン・オフセットに寄与した。ゲートでは、機体を地上電力に接続することで、燃料を2500トン以上、CO2排出量を8000トン以上削減。さらに、10月末までにプラスチック製品5500万個近くの使用を中止し、環境負荷の少ない代替品と交換する予定。機内の未開封アイテム120トン分は、廃棄せずに別のフライトに再投入して活用するなど、サスティナビリティへの取り組みを進めた。
また、女性の上級管理職は、2018年の39%から、2019年には44%に増加した。400以上の絶滅危惧種の生物と保護犬を環境保全省(DOC)に輸送するなどの社会貢献活動も行った。