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NAA、千葉港頭で燃料漏洩想定の防災訓練
今年で30回目、消防・防災など11機関が参加
成田国際空港会社(NAA)は10月15日に、千葉港頭石油ターミナルで30回目となる海上防災訓練を実施する。この防災訓練は、航空燃料の漏洩および火災発生を想定したもの。11機関、約100名が参加するほか、船艇6隻、消防車5両、救急車1両を使用して、初期活動の迅速かつ確実な実施、関係機関との連携強化を図る。
参加機関は、千葉海上保安部、千葉県警察本部、千葉市消防局、千葉市新港地区共同防災隊、ダイトーコーポレーション、NAA千葉港頭自衛消防隊構成企業など。訓練内容は具体的に、漏洩油回収のため、吸着マット敷設・展張、オイルフェンス展張を行う。巡視艇、警備艇、消防艇などが出動して、消火のための放水などを行う。
※写真=去年の訓練の様子(提供:NAA)