旅行会社との関係を強化し、さらなる飛躍へ

ベトナム航空がプロダクトセミナー開催

　ベトナム航空（HVN）は、旅行会社の仕入れ、商品造成、販売関連部署の担当者を対象とした、プロダクトセミナーを開催した。セミナーではベトナムへの日本人渡航者の現状についてプレゼンテーションが行われたほか、若年女性をターゲットとしたプロモーションやウェディング関連の需要拡大に向けた取り組みが紹介された。
　同社は今年7月に新たな日本地区総支配人としてキエウ・アイン氏が就任した。アイン氏は10年ぶりに日本で業務に従事することになったが「10年前に副総支配人として日本で仕事をしていた際には、福岡線や名古屋線を開設したが、また新しい使命を持って取り組みたいと思っている。日本はベトナム航空にとって非常な重要なマーケットであり、今後もプロモーション活動や、日本マーケットへの投資をしてさらなる拡大を目指していきたい」と抱負を述べた。
　また、LCCの進出など、マーケットの競争が激しくなる中で「ベトナム航空は、今年で日本就航25周年を迎え日本のマーケットと深い付き合いを続けてきた。これまでもSARSやリーマンショックなど、一緒に危機を乗り越えてきている。我々の最大の強みは、長きに渡って、最良のクオリティとサービス、そして安全性において絶対的な優位性を誇るビジネスを続けているということ」と強調。「厳しい局面があってもいっしょに“友達”として乗り越えていきたい。良いアイディアがあれば気軽に声をかけてほしい」と語った。

　若年女性ターゲットのプロモーションを展開
　ダナンのウェディング需要についても紹介
　
※写真＝プロダクトセミナーで来場者にあいさつするベトナム航空のキエウ・アイン日本地区総支配人