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2019.10.09

ウイングトラベル

上半期の旅行業倒産件数、過去20年で最少に

TSRまとめ、9件全て破産、小・零細規模中心

 東京商工リサーチ(TSR)は、2019年度上半期(4〜9月)の旅行業の倒産状況をまとめたが、倒産件数は前年同期より4件少ない9件、負債総額は53.0%減の5億7000万円と減少した。件数は2年連続で減少し、上半期に10件以下となったのは初で、過去20年間で最少だった。負債総額も2年連続で減少し、こちらも上半期として初めて10億円を割り込んで、過去20年間で最少に留まった。

 

■上半期の宿泊業の倒産件数も過去20年で最少
 負債総額も過去20年で初の100億円割り込む

 東京商工リサーチ(TSR)がまとめた2019年度上半期(4〜9月)の宿泊業の倒産状況によると、倒産件数は前年同期より8件少ない28件、負債総額は69.5%減の78億9400万円だった。宿泊業についても、倒産件数は上半期として過去20年間で最少、負債総額も初めて100億円を割り込み過去20年で最少となった。