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陸自水機団基幹の約80名が「カマンダグ19」に参加
参加は3回目、AAVを民間輸送し着上陸も行う
陸上幕僚監部が10月4日、令和元年(2019年)度米比共同訓練「カマンダグ19」に陸上自衛隊水陸機動団等が参加すると発表した。「カマンダグ19」は、フィリピン共和国で10月6日から23日まで実施する災害救助訓練で、指揮機関訓練と実動訓練を行う。陸上自衛隊は今回で3回目の参加になるとのこと。
今回、陸自からは水陸機動団第2水陸機動連隊長の藤井義勝1等陸佐を指揮官に、水陸機動団基幹の人員約80名が参加する。また、米軍では米海兵隊第3海兵機動展開旅団と米海軍揚陸艦等が、フィリピン軍で比海兵隊第12海兵大隊と比海軍揚陸艦等が参加する。訓練では、陸自参加部隊は陸上自衛隊のAAVによる着上陸を行い、上陸後は救助部隊による負傷者の後送等を実施する。なお、陸自AAVは民間船舶によりフィリピンまで輸送し、着上陸は米軍揚陸艦等から行うとのこと。
※写真=「カマンダグ19」には水陸機動団基幹の人員約80名が参加。AAVによる着上陸も行う