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2019.10.09

WING

ダイハツとナイルワークス、農業用ドローンポート開発

軽トラからドローン降ろさず一人作業実現

 ナイルワークスとダイハツ工業は現在、農業用ドローン発着ポート搭載車両を開発中だ。両社によれば、開発中の車両は、軽トラックを改造したもので、軽トラックの荷台にドローンポートを設置。ドローンを搭載したまま農地へと向かい、軽トラックから地面に降ろさずに、ドローンを発着させて農薬散布や生育診断を行うことを想定している。軽トラックからのドローンの積み降ろしが不要となるなど作業負担の軽減に加え、一人作業実現による人員面での負担軽減を目指す。
 今回の共同開発では、発着ポートの設計をダイハツが担当し、一方でナイルワークスがドローンが発着できるシステム制御開発や農地での飛行評価を行っている。
 なお、開発中の車両を10月9日~11日まで幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催中の「第6回 国際 次世代農業EXPO」において、ナイルワークスブース(小間位置:6ホール 32-31)で参考出展している。

 

※画像=開発中の農業用ドローン発着ポート搭載車両イメージ(提供:ダイハツ/ナイルワークス)