陸自、印陸軍との実動訓練ダルマ・ガーディアン19を実施

34普連（板妻）5中隊基幹の人員約30名が派遣へ

　陸上幕僚監部は10月10日、「令和元年（2019年）度インドにおけるインド陸軍との実動訓練（ダルマ・ガーディアン19）」を、10月15日から11月5日まで実施するとともに、陸上自衛隊の1個小隊基幹の人員が参加すると発表した。
　参加部隊は、陸自からは第1師団第34普通科連隊（板妻）第5中隊から人員約30名が参加し、インド陸軍からはドグラ連隊第18大隊の人員約30名が参加する。訓練はインド・ミゾラム州の対内乱・ジャングル戦学校およびその周辺で行われ、機能別訓練と総合訓練を行う。
　機能別訓練では訓練施設や生地施設を使用して捜索・撃滅要領等の演練や閉所戦闘射撃場での至近距離射撃を行うほか、対テロ戦に係る概要教育・展示等の教育も行う。また総合訓練では1夜2日の生地での捜索・撃滅要領に係る一連の行動を行うとのことだ。対テロ分野における専門的な訓練を行い、ゲリラ、特殊部隊等による攻撃への対処に係る戦術技量を向上させるとのこと。

※写真＝昨年の訓練の様子（提供：陸上自衛隊）