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アリタリア航空、夏スケより羽田-ローマ就航
成田-ローマ線から移管、国内線乗り継ぎ便利に
アリタリア航空は、羽田発着枠の増枠に伴うイタリアへの発着枠配分を受けて、2020年3月29日の夏期スケジュールより、現行の成田-ローマ線を運休し、羽田-ローマ線を開設すると発表した。東京路線は成田から羽田へ移管する格好となる。羽田空港は東京都心部への移動時間が短く、利用客の利便性が高まるとしている。
イタリアへの羽田発着枠の配分は2便で、本邦企業と相手国企業とで各1便に分けることになる。今回の増枠では、昼間時間帯での羽田線就航が認められる予定だ。
また、アリタリア航空は2018年よりANAとイタリア-日本間の国際線および日本の一部国内線でコードシェア協定を開始。羽田空港はANAの国内線の主要ハブ空港であることから、羽田-ローマ線の開設により、旅行者は国内線への乗り継ぎ利便性がさらに向上するとしている。
羽田-ローマ線の航空券は運航スケジュールが確定次第、数週間以内に販売を開始する予定だとしている。
※写真=アリタリア航空機材