湯浅陸幕長、AUSA年次総会参加のため米国へ

合わせてカナダを公式訪問、陸軍高官等と意見交換実施

　陸上幕僚監部は10月15日、湯浅悟郎陸上幕僚長が10月15日から20日までの間、米国・ワシントンD.C.で開催する米陸軍年次総会（AUSA：Association of the United States Army）に参加するため、外国出張すると発表した。また、出張期間中にはカナダを公式訪問し、加陸軍司令官との懇談や部隊視察等を行うとのこと。
　AUSA年次総会では、湯浅陸幕長は米国政府高官や米陸軍高官等との懇談を通じて、安全保障に関する課題について意見交換する。意見交換により、米陸軍の情勢認識や最新の取り組み等を確認するととともに、「30大綱」に基づく陸自の取り組みを発信するとのこと。また、各種パネルディスカッション聴講するほか、装備品展示会等を視察する予定となっている。
　また、出張期間中にはカナダを公式訪問して、加陸軍司令官をはじめとする加陸軍高官等と意見交換を行うほか、カナダ陸軍本部や教義訓練センター等を訪問する予定で、今後の防衛協力・交流に繋げたいとしている。