ウイングトラベル
ワシントンホテルが東証と名証2部上場
今期決算見通し売上増も営業利益14%減
ワシントンホテルは10月18日、東京証券取引所と名古屋証券取引所の第二部に上場した。これに伴う公募株式の増加で、主要株主の藤田観光は所有株式数は変わらないものの、議決権の割合が10.51%から8.92%に下がったことから、主要株主から外れた。
ワシントンホテルは上場に当たり、2020年3月期の通期連結決算見通しを売上高が前年同期比3.8%減の222億3400万円、営業利益を14.2%減の25億6500万円、経常利益を14.5%減の24億2600万円、最終利益1.4%増の17億2700万円と予想した。
売上高は、ゴールデンウィークの10連休などで宿泊予約は好調で、また3月にR&Bホテル京都四条河原町、6月にR&Bホテル名古屋新幹線口をオープンしたことなどで増加した。
同社は旅行商品をツアーに組み込むべく、旅行会社経由の販売を増やすためのプロジェクチームを発足し、営業体制を強化したことが奏功したとしている。