ウイングトラベル
ミッション来日、教育/視察旅行にも注力
ミシシッピ・リバー・カントリーUSA
米ミシシッピ川流域10州の観光促進活動を担う「ミシシッピ・リバー・カントリーUSA(MRC)」のミッションが来日、都内でメディア向けイベントや、旅行会社向けのセミナー、ワークショップを開催した。ミッションには、各州や都市、地域の観光局の代表が集結。メディア・インタビューの中で、東京オフィス代表を務めるマージョリー・デューイ氏は、「旅行会社より、グループの問い合わせが増えている」と述べ、レジャーマーケットだけでなく、今後は教育旅行や視察旅行にも注力する方針を示した。
今回のセミナーやワークショップでは、来日したミッションメンバーの各州、都市、地域の担当者からそれぞれ教育旅行や視察旅行に関する素材を紹介。例えば、最北のミネソタ州では医療関係の視察が多く、シカゴのあるイリノイ州では教育旅行、また農業関連やテクノロジー関連の視察を加えた教育旅行への需要が高い。また中部テネシー州のメンフィスでは音楽関連の教育旅行を積極的に誘致。南部のミシシッピ州では綿花やナマズの養殖といった農業/漁業関連の視察、ルイジアナ州では貿易/流通関連の視察の引き合いが多いという。デューイ氏は「MRCで、毎年アメリカで行っている現地法人向けのセミナーでも関心が高く、今回のミッションのメンバーには教育旅行、視察旅行関連の素材を提供できるように働きかけた」と述べた。
※写真=ミッションのメンバー。前列左から3人目がピルチ氏、4人目がデューイ氏