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2018.05.29

ウイングトラベル

JTB、インバウンドの地方誘客テーマにフォーラム

JTB高橋社長「地域の課題解決に資する企業目指す」

 5月28日に開催されたJTBの訪日インバウンドフォーラムでは「ゴールデンルートからその先につながるインバウンド」をテーマに、地方へのインバウンド誘客促進に向けた課題と効果的な方策について活発な議論が行われた。
 今回のフォーラムは「つながるインバウンド」というタイトル名で開催された。当日は観光業界関係者を始めとして約600人が参加した。
 イベント冒頭で主催者を代表してJTBの高橋広行社長があいさつに立った。高橋社長は「訪日インバウンドは現在右肩上がりで伸びている。この動きは地方の活性化にも好影響を与えている。その中で最近、リピーター化が一段と進んでおり、この動きにあわせて旅行者の地方分散の動きが活発になっている。さらに、旅行の中身についても変化しつつあるとともに、観光の分野でもデジタル化も急速に進んでいる。そうした環境下でJTBとしてはこれまで得意としてきたヒューマンタッチの取り組みにデジタルを融合させたソリューションを創り上げていくことで、個人の課題のみならず、地域の課題解決に資する企業グループの実現を目指していく」と述べた。

 

※写真=JTBの高橋広行社長