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大阪市消防局、H155を1機発注
エアバスヘリが受注成功、AS365N3の後継に
エアバス・ヘリコプターズは10月23日、大阪市消防局からH155型機を1機受注したことを発表した。大阪市消防局は2005年から現有の「おおさか」としてAS365N3を2機運用中で、その後継機としてH155を選定した。
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンのギヨム・ルプランス最高執行責任者兼社長は「大阪市消防局には、40年以上にわたって弊社の機体を運航いただいている」とコメントし、今回の新たな受注獲得を歓迎。その上で、大阪市消防局が導入するH155について、「キャビンスペースが現有のAS365N3より一回り大きく、機内での活動をさらに効率的に行うことが可能」とした。さらに、「同機はメインローターブレードを5枚備え、優れた飛行能力を発揮し、低振動と低騒音の快適性を実現している」とし、「大阪市消防局のH155は新たに機体後方確認用カメラやヘリテレシステムなどが装備され、より高い安全性を提供する」とコメントした。
※写真=大阪市消防局が導入するH155(提供:エアバス・ヘリコプターズ)