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レイセオン、新型対空レーダーを米陸軍から受注
6基で約3.8億ドル、パトリオットミサイルのレーダー更新
レイセオンは去る10月17日、米陸軍から360度対応の次世代レーダーのLTAMDS(the Lower Tier Air and Missile Defense Sensor:低空およびミサイル防衛センサー)を6基、3億8400万ドルで受注したと発表した。
このレーダーは窒化ガリウム素子を搭載した電子走査アレイレーダーで、現在米陸軍が使用しているパトリオットミサイルのレーダーを更新するものとなる。
レイセオンは過去20年にわたり、窒化ガリウム素子を使用したAESA技術とその高度な製造方法に多大な投資を行い、高度な窒化ガリウム技術と製造開発においてグローバルリーダーとしての地位を確立してきたところ。