ウイングトラベル
ボーイング、777X納入開始は2021年初頭に後ろだおし
787は2020年後半から月産12機、2年間の減産へ
ボーイングは10月23日(米シカゴ現地時間)、開発中の777Xについて、顧客に対する初号機の引き渡しを2021年初頭に後ろだおしすることを決定したことを明らかにした。最近までの計画では2020年中に運航を開始することを目指していた。
777Xプログラムでは搭載エンジンであるGE9Xが、当初の想定以上に部品が摩耗していることが発覚。この問題により、今年3月にロールアウトしたものの、未だに初飛行を実施することができずにいる。ただ、ボーイングは初飛行の実施時期について、2020年初頭に実施するとの姿勢を崩していない。