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ウェイテクノロジー、レイセオンと航空管制ワークプレイス開発
スイスのウェイ・テクノロジー(WEYTEC)とレイセオン社は10月23日(スイス現地時間)、次世代の航空管制ワークプレイスを共同開発するための提携契約を締結したことを発表した。
ウェイ・テクノロジーとレイセオンのチームは、現在のシステムに取って代わり、監視・天候・飛行・空港データなど、基幹的なフライトアプリケーションをシームレスにタッチスクリーンに統合して、空域管理を向上させる高度な最新式ワークステーションへと切り替えることを目指す。
ちなみに米国の航空管制では、レイセオンのスタンダード・ターミナル・オートメーション・レプレースメント・システム(STARS)を使用して、民間空港と軍事空港の双方で1日当たり4万機以上の離発着機を対象に、安全かつ効率的な離着陸の間隔付けと順序付けの指示を行っているという。
※写真=両社の共同開発で空域管理を向上する最新式ワークステーションを開発する(提供:ウェイ・テクノロジー)