ウイングトラベル
中部、国際線冬ダイヤは過去最高の週455便
中国線拡大が寄与、国際線20%がLCC便に
中部国際空港会社が発表した2019年冬ダイヤの期初計画によると、国際線は冬ダイヤとして過去最高となる週455便(11月1日時点)の運航が計画されていることが明らかになった。中部空港会社によると、上海吉祥航空が10月27日から週7往復便で無錫線を開設するほか、深セン航空が11月1日から週7往復便で無錫線に再就航する。深セン航空の中部-無錫線は2年10ヵ月ぶりの運航。さらに、中国南方航空も上海浦東線と武漢線を10月27日に就航する計画だ。上海浦東線は10月27日に週10便で就航して、11月14日から週14便に増便。一方の武漢線は週2便で運航するなど、中国線のネットワークが拡大。中国線は期初計画時点で週183便と、今年夏のピークである週169便を大きく上回る計画だ。
ティーウェイが済州線運休、仁川は減便へ
タイ・エアアジアXバンコク、UALグアム増便
そうしたなか、日韓関係の悪化を受けて需要が低迷する韓国線では、ティーウェイ航空が10月27日から済州線を運休することを決定。さらに同社は仁川線も10月27日から、週13便を週7便へと減便することを決めた。これにより中部空港の韓国線は今冬ダイヤの期初計画の時点では2都市59便となり、今年夏ピークであった週76便、2018年冬ダイヤのピークである69便の運航便数を大きく下回る。
※写真=中部空港のネットワークが中国線を中心に拡大する