記事検索はこちらで→
2019.10.31

ウイングトラベル

スペイン・アラゴン州の観光プレゼン開催

香川選手と岡崎選手が州のチームに在籍<関係者が参加

 スペイン政府観光局は、アラゴン州のサッカーチーム「FCレアル・サラゴサ」の関係者の来日にあわせて、ツーリズムEXPOジャパン会場でプレゼンテーションを行った。FCレアル・サラゴサは日本代表として活躍した香川真司選手が今年8月から所属しており、日本からの関心も高まっている。プレゼンではチームの紹介とあわせてアラゴン州の観光素材について説明が行われた。
 FCレアル・サラゴサは、1932年に創設された歴史あるチーム。ホームスタジアムの「エスタディオ・デ・ラ・ロマレーダ」は3万人以上の収容が可能。過去には世界の有名選手が数多くプレーしてきた実績を誇る。
 香川選手の入団後は、日本のメディアが連日ニュースに取り上げているのに加え、サラゴサを訪れた日本人も個人旅行者を中心に増加しており、旅行者がSNSで情報発信をするなど認知度が高まっている状況だ。
 そうした中で、レアル・サラゴサは、日本人を対象とした新たなプログラムを計画中だ。具体的には、日本人サポーター向けのプレミアムシートやスタジアムツアーの実施を始め、日本語による案内で周辺の街を訪れるツアーの実施などを検討している。
 同チームのカルロス・アランスマーケティング・ディレクターは「サラゴサはバルセロナから日帰りも可能な都市だ。これまでの旅程にサラゴサを加えることで、より魅力的なツアーを提供できると確信している。(香川選手が加入した)この機会を活かして日本の旅行会社に商品造成を行ってもらいたい」と訴えた。
 また、同じアラゴン州内にあるサッカーチームソシエダ・デポルティーバ・ウエスカには香川選手同様に日本代表で活躍してきた経験を持つ岡崎慎司選手が移籍し、9月からプレーを行っている。

 

 
※写真=FCレアル・サラゴサのカルロス・アランスマーケティング・ディレクター

 

※写真=アラゴン州観光局のアナ・アステラ海外マーケット部長