ウイングトラベル
ハワイ州観光局、マハロレセプション開催
レスポンシブルツーリズムを旅行者に啓蒙
ハワイ州観光局(HTJ)は、都内ホテルでメディア・イベント「マハロレセプション」を開催し、ミツエ・ヴァーレイ日本支局長は、2020年のHTJの広報戦略として、(1)隣島プロモーション(2)レスポンシブルツーリズム(3)人、環境、文化、社会貢献(4)サーフィンの4点をテーマに活動していくことを表明した。
とくに、先に大阪で開催されたツーリズムEXPOジャパンでは、レスポンシブルツーリズムをテーマに出展。ヴァーレイ氏は「ハワイ・ファンの皆さんに責任ある旅行者としてのレスポンシブルツーリズムを啓蒙していきたい」と述べた。
とくに、SDGs(持続可能な開発目標)の中で、持続可能な観光を進めることは、ツーリズムEXPOジャパンの観光大臣会合、G20の観光大臣会合でも指摘されている。
サーフィンと隣島プロモーションを展開
また、サーフィンは来年の東京オリンピックで正式種目に採用され、ハワイ出身の日本選手のメダルが期待される。ヴァーレイ氏は「サーフィンはハワイが起源で、ハワイの歴史と切っても切れない」と述べ、サーフィンの聖地として改めてハワイをプロモーションする。
また、隣島プロモーションも継続して積極的に展開。とくに直行便を運航しているハワイ島の需要拡大を図る。
来日したハワイ州議会ツーリズム・チェアのセネター・グレン・ワカイ議員は、「ハワイ州は、ハワイからのメッセージを少しずつ変えている。環境・文化がハワイにとって非常に大切で、これを持続していく。とくに、環境に対する責任ある旅行者への啓蒙活動に力を入れていく。ハワイの素晴らしいビーチやトレイルの文化を守るために協力を願いする」と述べ、ハワイの環境・文化や歴史・伝統を守るために、レスポンシブルツーリズムの啓蒙活動を進めていくことを改めて強調した。
※写真=ハワイ州観光局ミツエ・ヴァーレイ日本支局長
※写真=ハワイ州議会ツーリズム・チェアのセネター・グレン・ワカイ議員