ウイングトラベル
JAL上期国際線旅客数、0.5%減の458万人
米本土好調、ハワイ・グアム供給減で15.9%減
日本航空(JAL)が発表した2019年度上期の旅客輸送実績によると、国際線の旅客数は前年比0.5%減少した458万2231人、搭乗率は1.3ポイント減少した81.1%だった。一方、国内線の輸送実績は3.4%増加した1800万6267人、搭乗率は74%だった。
国際線の需要を示すRPKは0.9%増加した227億6848万1千人キロと、わずかながら上昇。座席供給量を表すASKは2.5%増えた280億7223万3千座席キロと、こちらも増加した。
方面別にみると、旅客数の増加が顕著にみられた方面が米大陸線だ。米大陸線はASKが10.1%伸びていることも分かるように、座席供給量を増やしており、これにあわせて需要が伸びた。
〈国際線上期の方面別輸送実績〉
・米大陸線=旅客数:75万869人(10.7%増)
・欧州線=旅客数:38万7088人(0.1%増)
・東南アジア線=旅客数:170万1959人(0.8%減)
・オセアニア線=旅客数:10万4740人(4.5%増)
・ハワイ・グアム線=旅客数:52万6727人(15.9%減)
・韓国線=旅客数:30万47人(4.7%増)
・中国線=旅客数:80万9671人(0.1%減)