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2019.11.01

WING

レイセオン、NGJ-MBの最初の発電飛行試験を完了

 レイセオンは10月28日、米海軍の電子戦機EA-18Gグラウラー等に搭載する次世代ミッドバンドジャマー(NGJ-MB)の最初の発電飛行試験を完了したと発表した。
 発電飛行試験は、Calspanの商用ジェット機にNGJ-MBの発電システムを搭載した形で行われ、計3つの試験を実施した。発電システムはラムエアタービン発電機で構成され、敵のレーダーと通信を妨害するために必要な電力を生成するようになっており、これまでEA-18Gグラウラーが搭載してきたジャマーよりも多くの電力を生成するとのこと。また、米海軍は2020年春にNGJ-MBをEA-18Gグラウラーに搭載するため、今回のテストデータを活用するとしている。