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BAE、米海兵隊からACV-P水陸両用戦闘車を追加受注
受注金額は1億2000万ドル、LRIP下で3回目
BAEシステムズは10月30日、米海兵隊からACV-P水陸両用戦闘車を1億2000万ドルで追加受注したと発表した。今回の受注は低率初期生産(LRIP)下で3回目となるとのこと。
今回米海兵隊が発注したのは8輪人員輸送車型のACV-Pで、乗員3名に加えて海兵隊員13名を搭乗させることができるもの。米海兵隊では、既存のAAVを更新する目的で水陸両用戦闘車ACVと各派生型車両の調達を計画しており、2018年にBAEシステムズを主契約企業としてイヴェコ社(Iveco Dewfence Vehicles)の車両をベースとしたACVを選定し、低率初期生産での調達を続けているところ。
なお、ACVの量産開始後に追加される派生型としては、指揮通信型のACV-C、30ミリ機関砲装備のACV-30、回収車型のACV-Rがある。
※写真=BAEシステムズは米海兵隊からLRIP下で3回目となるACV-P水陸両用戦闘車を追加受注した(提供:BAEシステムズ)