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SFJ中間期、営業利益22.7%減の7億4500万円に
スターフライヤー(SFJ)が10月31日に発表した2020年3月期中間決算(2019年4-9月)によると、本業の儲けを示す営業利益が、前年同期比22.7%減少した7億4500万円にまで縮小した。売上高は3.8%増加した202億4500万円と増収を確保したものの、利益面では営業利益が大幅に落ち込んだほか、経常利益も25.5%減少した7億4000万円となった。ただ、法人税などが減少したことにより、四半期純利益は42.7%増加した6億8700万円となった。
スターフライヤーによると、台風などの影響により、国内線の自社提供座席キロは10億500万席キロと、前年同期比0.5%減少。一方で、前事業年度からの国際定期便2路線就航により国際線の自社提供座席キロが新規に1億7400万席キロ加わったことから、国内線および国際線合計の自社提供座席キロは11億8000万席キロと、16.8%増加した。
国内線は北九州-羽田線、福岡-羽田線を中心に自社提供座席キロは落ち込んだものの、レベニューマネジメントのさらなる強化に取り組んだことにより集客の減少を最小限に留めたとしており、旅客数は0.7%減少した78万8000人、座席利用率は0.2ポイント減少した75.4%となった。
一方で国際線は、…
※写真=スターフライヤーの中間決算は営業利益が20%以上縮小。厳しい競争環境を反映する数値となっている