ウイングトラベル
JJP、A321LRはモノクラスの全238席仕様に
無線機内サービス提供、レカロ製の新シート
ジェットスター・ジャパン(JJP)は11月1日、来年夏ごろから導入する計画のA321LRの客室仕様を決定したと発表した。それによると、客室は全席エコノミークラスの238席仕様とし、座席はレカロ社製のBL3710を導入する。全席に旅客が機内に持ち込むタブレットやスマートフォンなどといったモバイル端末ホルダーを装備するほか、USBポートを設置する。加えて機内にルーターを設置して、無線でコンテンツを配信することが可能なエンターテイメントシステムを導入することを検討している。その他、座席の上部と下部にポケットを設置して、下部のポケットをネットタイプのものとして、ペットボトルを収納することができるようにする。
ジェットスター・ジャパンでは、A321LRにCFM社製のLEAP-1A32エンジンを搭載するほか、前述したレカロ社製のBL3710シートの採用。さらにはカートも従来に比べて軽量なタイプを導入し、各種軽量化および高効率化、環境適合性向上を図っており、前述したように塗装も新たなものとすることで、これまで以上に高効率かつ環境適合性の高いオペレーションを実現する。
※写真=ジェットスター・ジャパンはA321LRを導入