NCA、cargo.one社とパートナーシップ契約締結

年内にシステム接続、20年第1四半期から予約開始予定

　日本貨物航空（NCA）は11月5日、航空貨物スペースの予約プラットフォームを提供するcargo.one社とパートナーシップ契約を締結したと発表した。今回のパートナーシップ契約は10月31日に東京とベルリンで締結しており、アジアの航空会社では初めてとのことだ。
　今回の締結により、利用するフォワーダーは24時間いつでもNCAの欧州発便のメインデッキサイズのスペース予約や、予約確認連絡を受けることとが出来るようになるとのことで、NCAはcargo.one社の利用フォワーダー300社以上から予約を受けることで欧州市場における販路を拡げるとともに、予約業務の一元化を進めるとしている。
　また、今後はNCAの基幹貨物システム「iCargo」とcargo.oneを2019年内に接続し、2020年第1四半期中にNCAの欧州発便のスペース予約を開始する予定とのこと。