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海自、12日から「しらせ」による第61次協力
約5ヵ月にわたる航海、東京-南極を往復
海上自衛隊は、砕氷艦「しらせ」による第61次南極地域観測協力を11月12日から来年4月10日の約5ヵ月間実施する。これは、1965(昭和40)年から海自が担当する業務。南極・昭和基地への往路(フリーマントル-南極基地)では、人員68名と、約1000トンの物資を輸送する。復路(南極基地-シドニー)では、人員70名、廃棄物持ち帰り物資として約400トンを輸送する。さらに、支援作業として、艦上観測支援、野外観測支援、基地設営支援などを実施する。
この第61次協力における「しらせ」艦長は、竹内周作1等海佐。乗員は約180名となる。
※図=第61次南極地域観測協力における砕氷艦「しらせ」の行動(提供:統合幕僚監部)
※写真=約5ヵ月間、南極まで往復する砕氷艦「しらせ」