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装備庁、海自次期標的機で情報提供企業を募集
ミサイル射撃や水上射撃等全般の標的機対象に
防衛装備庁は11月7日、海上自衛隊の艦艇で運用する標的機の後継機(次期標的機)に関する情報提供企業を募集を開始した。
海上自衛隊では各種訓練のための標的として、高速無人標的機「CHUKARIII(チャッカー3)」をはじめ、高速えい航標的などの各種標的機・標的を装備しているところ。防衛装備庁によれば、この次期標的機は艦艇部隊のミサイル射撃訓練時の標的や、水上射撃目標といった海自が装備する標的機全般が対象になるとのこと。
装備庁は募集に当たっての条件として、防衛省の文書開示等について適当であると認める企業であることのほか、標的機の研究、開発、製造等の実績を有すること、標的機の開発又は製造等に関する知識及び技術を有することを疎明できること、国内で標的機の輸入・販売に関する権利を有する、又は獲得できること、の3点の内いずれかを満たす企業であることを求めている。