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2019.11.08

WING

JAXA、バスキュールらとISSに宇宙放送局を開設へ

バスキュール、2020年以降に「きぼう」に開設

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)とバスキュール、スカパーJSATの3者は、国際宇宙ステーション(ISS)にスタジオを開設し、『宇宙メディア事業』の創出に向けた活動をスタートすることを決めた。実現すれば、地上400km上空を秒速8kmで周回するISSの日本実験棟「きぼう」を舞台にしたスタジオを通じて、様々なコンテンツが配信されることになりそうだ。
 バスキュールは、2020年以降のフェーズ1において、日本実験棟「きぼう」船内に番組スタジオ「The Space Frontier Studio KIBO(きぼう宇宙放送局)」を開設する計画。ISSに長期滞在する宇宙飛行士とともに、宇宙に設置されたディスプレイを介して宇宙と地上でリアルタイムにコミュニケーションが楽しめる、双方向ライブ配信の開始を予定だ。
 同社は日本実験棟「きぼう」の機器などを活用し、ISSと地上との通信回線制約を考慮したデータ通信プロトコル、短時間で起動可能な双方向通信用専用アプリケーションを独自に開発する。その上で2020年夏以降を目途に、世界初の対面型双方向ライブ配信システムの技術実証及び事業化着手に向けた実証を実施する。また、2021年頃を想定しているフェーズ2では、XR(AR/VR)も活用し、これまでにない映像配信を目指す計画だ。

 

※画像=ISSにスタジオを開設し、『宇宙メディア事業』の創出に向けた活動をスタートする(提供:JAXA)