記事検索はこちらで→
2019.11.08

ウイングトラベル

米フィラデルフィア観光局がセミナー開催

歴史や芸術など訴求、アメリカン航空と共催

 フィラデルフィア管弦楽団の来日公演に合わせ、フィラデルフィア観光局の国際観光営業部長のジェフリー・ヤウ氏ら関係者が来日、11月6日に都内で旅行会社及びメディアを集めたセミナーを開催し、「アメリカ誕生の地」として知られる歴史や、芸術を中心に訴求した。セミナーはアメリカン航空との共催で、フィラデルフィアをハブ空港とする同航空からは、来年3月に新規就航/増便を予定している羽田路線を中心に、同路線を使ったフィラデルフィアへのアクセスや機内サービスなどをアピールした。
 フィラデルフィアは、アメリカ東海岸のペンシルベニア州で最大、また全米でも6番目に大きな都市として知られる。ニューヨークとワシントンDCの間にあり、車や列車(アムトラック)でそれぞれ1時間半、2時間とアクセスしやすい立地が特徴。「アメリカの歴史が始まった場所」(ヤウ氏)として、アメリカ合衆国の独立宣言が行われ、独立記念館や無料で観ることができる「自由の鐘」をはじめとする歴史遺産が多く、アメリカで唯一の「世界遺産の都市」でもある。

 

 羽田−ダラス線が新規就航、LA線1日2便に
 アメリカン航空、日本国内の乗り継ぎスムーズ

 一方、フィラデルフィアは、アメリカン航空の北米にある9つのハブ空港のひとつで、北米とヨーロッパを結ぶゲートウェイとして、ヨーロッパ各地やアメリカ各地へのフライトが飛ぶ。
 来年3月末には、羽田−ダラス線が就航、羽田−ロサンゼルス線は1日2便に増便となり、同社の羽田発着便は1日3便に拡大する予定。このうち、新たに増便となる羽田−ロサンゼルス線のフライトを使えば、フィラデルフィアへは同日の夕方に到着、また戻る際もフィラデルフィア夕方出発で翌日朝に羽田へ着くことが可能で、「現地の滞在時間を最大限に活用できる」(アメリカン航空日本地区代理店営業部長徳田竜一氏)スケジュールとなっている。

 

※写真=左からフィラデルフィア観光局ヤウ氏、アメリカン航空徳田氏