ウイングトラベル
中国四川省成都市から観光ミッション来日
三国志 蜀の都「観光で最も価値ある都市」
成都市文化広電旅游局の多央娜姆局長をはじめとする成都市からの観光代表団がこのほど来日し、ホテルニューオータニ大阪で成都市の観光セミナーと懇親会が開催された。
成都市は四川省の省都で、人口は1600万人。日本では劉備玄徳、諸葛亮孔明の三国志「蜀」の都として有名。両英傑ゆかりの武侯祠、詩人・杜甫が詩を創作しながら暮らした杜甫草堂、パンダの研究・繁殖の成都パンダ繁育研究基地など観光資源の宝庫として知られる。
セミナーでは、成都市文化広電旅游局の多央局長が成都市の歴史・文化・自然の見所を紹介、お勧めの観光コースなどを提案した。
同局長は成都について、「一度来たら帰りたくない街」と表現。「世界遺産の青城山、劉備玄徳、諸葛亮孔明の武侯祠、詩人杜甫が暮らした杜甫草堂、約3000年前の遺跡がある金沙遺址博物館など歴史の宝庫であり、また文化面では絹の刺繍、竹細工、漆器など様々な工芸品が代々継承されてきた」と成都の魅力を語った。
また、世界中のパンダの80%が四川省の自然の中で育っていることを説明。今年5月には「成都 パンダ アジア文化祭」が開催され、大阪からも多くの旅行者が成都を訪問した。
成都は緑の多い街としても知られている。現在、成都を起点に緑の街路樹を整備した「緑の回廊プロジェクト」が進められている。
「成都は時代とともに前進する都市であり、世界で初めての紙幣も成都でつくられた。また、麻婆豆腐で有名な四川料理もここで誕生した」と述べた。
※写真=成都市から来日した観光ミッション一行
※写真=成都市文化広電旅游局の多央娜姆局長
※写真=成都市はパンダの故郷
※写真=成都市の伝統芸能「川劇」の変面http://jwing.net/t-daily/