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ドバイ・エアショーへC-2参加、飛行展示も実施
2回目の自衛隊機参加、国際会議へ丸茂空幕長出席
防衛省・自衛隊は、アラブ首長国連邦で11月17~21日に開かれるドバイ・エアショー2019へ、航空自衛隊が運用するC-2輸送機を1機出展する。地上および飛行展示を行って、日本の国産航空機の高い技術力を発信。諸外国との防衛装備・技術協力促進を図る。
展示するC-2は、12日に美保基地を出発し、17日から開催する同エアショーへ参加する。21日まで展示して、終了後23日には美保基地への到着を予定する。運航する部隊は、航空支援集団第3輸送航空隊の約20名。ドバイのアール・マクトゥーム空港まで、一度ミャンマーのヤンゴン空港を経由する。自衛隊機のドバイ・エアショーへの参加は、2017年に引き続き2回目となる。
航空自衛隊では、ドバイエアショーの開催に合わせて、丸茂吉成空幕長が参加を予定する。15日からドバイへ向かい、19日には帰国する予定。各国から参加する空軍司令官との意見交換を行うとして、各国との関係強化、交流促進を図り、航空・宇宙技術の情報収集を図る。