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2019.11.13

WING

内閣総理大臣表彰式で3自衛隊部隊が受賞

平和と安全のため、まさに「縁の下の力持ち」

 安倍晋三内閣総理大臣は11月12日、首相官邸で自衛隊記念日・内閣総理大臣表彰式に出席した。この度、受賞したのは、陸上自衛隊システム防護隊、海上自衛隊鹿児島音響測定所、航空自衛隊航空機動衛生隊の3部隊。それぞれが創設以来与えられた任務を全うし、日本の平和と安全の確保に貢献し、さらには国民に対して自衛隊に対する理解と信頼を深めたことを表彰した。
 安倍総理は挨拶で、創設から65年、自衛隊は「ひたすら国民のため、危険を顧みず、黙々と任務に精励した」とし、まさに「縁の下の力持ち」ともいうべき存在だと評価した。さらに、国民の命と平和は、「間違いなく、皆さんの献身的な努力によって守られている」と述べ、さらに「内閣総理大臣として敬意を表する」と話した。その上で、今回の特別賞状の受賞を機として、「さらなる高みを目指してほしい」と激励した。
《受賞部隊》
▼陸上自衛隊システム防護隊=平成17年度の部隊創設以来、サイバー攻撃による脅威に対し、24時間365日、即応体制を維持し、堅牢無比なサイバーセキュリティを確立した。
▼海上自衛隊鹿児島音響測定所=昭和43年の部隊創設以来、対潜戦、対地雷戦に必要な音響測定および魚雷等の性能、運用に関する試験を実施し、第一戦で実施する作戦行動の実効性を向上させ、日本の海上優勢の確保に貢献した。
▼航空自衛隊航空機動衛生隊=平成18年の部隊創設以来、高度な地上医療を伴う緊急患者搬送を担う自衛隊唯一の部隊として、24時間、365日、即応体制を維持し、極めて複雑かつ困難な任務を着実に実施し、日本の平和と安全の確保に貢献した。

 

※写真=特別賞状を授与する安倍総理(提供:首相官邸)