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2019.11.18

WING

エアバスヘリ、ルクセンブルクにH145Mを初納入

 エアバス・ヘリコプターズは11月15日、H145Mヘリコプターの1機目をルクセンブルク政府に初納入したと発表した。
 H145Mは、EC145の軍用型で悪天候状況下や夜間でも飛行できる様最新の技術が組み込まれており、最大離陸重量は3.7トンとなっている。軍隊や乗客の輸送のほか、監視、航空救難、偵察、医療搬送といった幅広い任務を行なうことが可能で、2015年にドイツ連邦軍に初納入され、以後ハンガリー、タイ、セルビアが導入を決めている。
 今回納入したH145Mには、ファストロープ器材や高性能カメラ、サーチライト、先進的通信システムを備えるほか、軽装甲キットを付加できるようになっている。なお、ルクセンブルクではH145Mを2機導入する予定となっており、2機目は年末までに納入される予定とのこと。

 

※写真=ルクセンブルク政府に初納入されたH145Mヘリコプター(提供:エアバス・ヘリコプターズ)