KNT-CT、VR旅行体験を事業化へ実証実験

あべのハルカス展望台ハルカス300で実施

　KNT-CTホールディングスは、KDDI、ソニー、近鉄不動産の協力で、VR旅行体験サービスの事業化に向けて、大阪「あべのハルカス」展望台の「ハルカス300」で実施する。VRによる空中散歩体験や大阪VR観光体験を実証実験する。
　VRによる空中散歩体験は、複数が同時にＶR映像を視聴できる3.6ｍ×3.6ｍのWarp Square（個室）の中で、ソニーの4K超短焦点プロジェクターを３面の壁に投影することでVRルームそのものが没入空間となり、360度パノラマ映像と音声で、ハルカス300から大阪観光名所、北海道、世界の風景映像を約15分間体験できる。
　一人で視聴するＨＭＤ（ヘッドマウントディスプレイ）では味わえない「複数で旅行体験を分かち合うVRルーム」としての新たな価値創出に向けた実証実験としている。

※写真＝KNT-CTホールディングスが進めるVR旅行体験サービス事業化に向けた実証実験