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2019.11.20

WING

ANA、国際線20年夏期ダイヤで羽田から12路線新設

羽田発着枠拡大でモスクワ、ミラノ等5都市に新規就航

 全日本空輸(ANA)は11月19日、2020年夏期ダイヤ(2020年3月29日開始)の国際線路便計画を一部決定したと発表した。これは、羽田空港の昼間時間帯における国際線発着枠拡大に伴うもので、ANAは欧米長距離路線を中心に計画を変更し、羽田から12路線を新規開設、2路線を増便する。また、ホーチミンシティ線とハノイ線のベトナム路線の再編も合わせて発表している。
 今回の変更で、深セン(土に川)、モスクワ、ミラノ、イスタンブール、ストックホルムの5都市に新規就航し、旅客便・貨物便も合わせて世界52都市に就航することとなる。ちなみに深セン(土に川)、イスタンブール、ストックホルムは日本のエアラインとして初就航になるとのこと。
 今回、羽田から新規就航するのはサンノゼ、サンフランシスコ、シアトル、ヒューストン、ワシントン、青島、深セン(土に川)、モスクワ、デリー、ミラノ、イスタンブール、ストックホルムの12路線で、増便するのがサンフランシスコ、シドニー線の2路線。この新規就航12路線のうち、サンノゼ、シアトル、ヒューストン、ワシントン、デリー線の5路線は、成田発着の同路線を運休する形で、羽田発着路線として週間あたりの便数は変えずに週7往復で運航する。

 

※写真=ANAは2020年夏期ダイヤで国際線で、羽田から12路線新設する