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日米、6件の施設整備・使用など承認
3件は演習で期限付き共同使用、横田で整備施設提供
日米合同委員会はこのほど、自衛隊施設および在日米軍施設に関する6件の事案について合意した。そのうち3件は演習などを実施するため、期限付きでの共同使用など認めたものとなった。
期限付き事案のうち、陸上自衛隊習志野演習場および習志野駐屯地については、来年1月4日から16日まで米国による一部土地の使用を認めた。これは、空挺降下の展示などを行うための措置。習志野演習場においては、土地約101万8000平方メートルを共同使用できることとし、習志野駐屯地では土地約5万8000平方メートル建物8棟の約1万2000平方メートルの共同使用を承認した。
明野駐屯地、善通寺国分台演習場、今津饗庭野中演習場では、陸上自衛隊と米海兵隊が日米共同訓練「フォレストライト」を実施するため、一部土地などの共同使用を承認した。3ヵ所とも期限は11月27日から12月15日まで。明野駐屯地では、土地約1万3000平方メートル、建物10棟約5400平方メートルなどを共同使用する。善通寺国分台演習場では、土地約74万9000平方メートルが対象。今津饗庭野中演習場では、建物2棟約4600平方メートルなど、米側が使用できることとする。
※図=横田飛行場の整備状況。このほか5件の事案が承認された(提供:防衛省)