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2019.11.26

ウイングトラベル

日中ハイレベル人的・文化交流対話開催

日系旅行会社の海外旅行業務規制緩和を要望

 G20外相会合出席のため訪日した中国の王毅国務委員兼外交部長、陳宝生教育部長、張旭文化旅遊部副部長が11月25日、茂木敏充外務大臣、萩生田光一文科大臣、田端浩観光庁長官らと第1回目の日中ハイレベル人的・文化交流対話を行った。
 観光分野では、日本側から日系旅行会社による中国国民の海外旅行業務取扱に関する規制の緩和を含め、観光交流推進に向けて中国市場の環境整備を要請した。また、日本政府観光局(JNTO)が中国内に新たな事務所を開設する際の手続きの迅速化を要請した。
 中国側からは、修学旅行を含む青少年交流推進の希望が表明されるとともに、地方交流で姉妹都市交流や日中知事・省庁フォーラムなどの取組みが紹介された。
 今回の対話では、観光交流で日中双方は年間の相互交流人口1500万人の目標に向け、今年も相互往来が進展していることを確認し、次の目標設定に向け調整を加速することで一致した。

 

※写真=第1回目の日中ハイレベル人的・文化交流対話。中央が王毅国務委員(外務省ホームページより)