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ベトナム航空、リチウム電池の輸送厳格化
損傷・リコール対象電池と使用機器輸送禁止に
ベトナム航空はベトナム民間航空局による行政指導を受けて、運航の安全性に影響を与える恐れのあるリチウム電池とそれらを使用した電子機器の輸送を11月15日から厳格化したと発表した。
今回対象となるのは、損傷または、製造業者によりリコール対象リストに記載のリチウム電池。または、損傷リチウム電池を使用した電子機器が対象となる。
リコール対象電池であるものの、損傷していない電池を使用した電子機器については、電源オフの状態に限り、機内手荷物として認められるが、受託手荷物としての輸送は禁止となる。製造業者により正常電池の交換やリコール対象リストから除外された場合にのみ、その輸送が認められる。
ベトナム航空はリコール対象電池搭載の電子機器は搭乗前・運航中は必ず電源をオフにし、必ず手元に確保してもらい、万が一機器の不具合・発熱・発煙が発生した場合は機内乗務員への速やかな通知に協力してほしいと呼びかけている。