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自衛隊、ロシアTu-95 2機に対し緊急発進
日本海と東シナ海を飛行、領空侵犯等はなし
統合幕僚監部は11月27日、同日昼から夕方にかけ日本周辺を飛行したロシアのTu-95爆撃機2機に対し、自衛隊の戦闘機を緊急発進するなどの対応を行ったと発表した。なお、ロシア機による領空侵犯はなく、その他危険な行為などもなかったとのこと。
統幕の発表によれば、Tu-95爆撃機2機は日本海から対馬海峡上空を通過して東シナ海に進入。その後、東シナ海を時計回りに飛行して再び日本海へ戻っている。そして、日本海を日本の領空から一定の距離を保ちつつ北上し、東経140度線に沿う形でロシアに戻っている。自衛隊はこのTu-95爆撃機2機に対し、北部、中部、西部、南西航空方面隊が対応した。
※画像=11月27日昼から夕方にかけ日本周辺を飛行したロシアTu-95爆撃機2機の航跡(提供:統合幕僚監部)
※写真=航空自衛隊が撮影した当該機(提供:統合幕僚監部)