日印2+2開催、日本で初の日印戦闘機訓練実施へ

二国間協力をさらに進展、共同訓練の継続必要

　河野太郎防衛大臣および茂木敏充外務大臣は11月30日に、インド・デリーで日印外務・防衛閣僚会合「日印2+2」を実施。インドからはラージナート・シン国防大臣およびプブラマニヤム・ジャイシャンカル外務大臣が出席した。共同声明では、自由で開かれたインド太平洋地域を共通のビジョンとして、平和や繁栄を推進するために必要になることを強調。二国間協力をさらに進展させるため、防衛当局間の日印共同訓練を定期的に実施することとして、日本での初の日印戦闘機共同訓練開催を進めることで一致した。
　日印2+2では、去年以降に日印両国の全軍種間で共同訓練を行ったことに満足の意を表明した。こうした共同訓練を定期的に実施すること、さらに訓練の拡充に向けた努力を継続的に行うことで一致。今年実施に至った第2回「ダルマ・ガーディアン2019」や「シンユウ・マイトゥリ」に歓迎の意を示し、戦闘機による共同訓練の日本実施に向けて調整を進めるとした。
　また2018年10月に交渉を開始するとした・・・