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2018.06.04

名古屋のワールドバリュー、破産開始決定

 東京商工リサーチによると、第三種旅行業のワールドバリュー(名古屋市中区錦1-20-19、資本金1000万円、大塚幸雄社長)は、名古屋地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には尾田知亜記弁護士(弁護士法人しょうぶ法律事務所、同市中村区名駅1-1-1、電話052-561-5550)。負債総額は約6500万円。
 同社は2005年に設立。シニア向けの旅行企画・手配などで一定の売上を計上していたが、近年のOTAや格安チケット業者などによる同業間の競争激化で、売上が減少し、先行きの見通しが立たない状況となり、事業継続を断念した。