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エアバス、A220の製造機数が100機に
エアバスは11月29日(仏トゥールーズ現地時間)、A200の製造機数が累計で100機に達したことを発表した。記念すべき100機目の機体は、エアバルティック向けのA220-300型機だった。
A220ファミリーはカナダのミラベルにある最終組立工場のほか、米国アラバマ州モビールにも2番目の組立ラインを設置中だ。初号機は2016年6月にスイス・インターナショナル・エアラインズ(SWISS)に納入しており、当時はカナダのボンバルディア社製品として、その名称もCシリーズだった。
今回100機目の機体を受領したエアバルティックは、去る2016年11月にA220-300の初号機を受領。その後同社はA220-300を追加発注し、合計発注数が50機にのぼる欧州最大のA220 の顧客となった。現在は20機のA220-300を運航中だ。エアバルティックではA220を欧州、ロシア、中東の諸都市に向けて運航。現在A220の最長路線はリガとアブダビを結ぶ路線で、6.5時間飛行しているという。なお、エアバルティックのA220-300は全149席を装備している。
※写真=エアバスは100機目のA220の製造を完了した(提供:エアバス)
※写真=エアバルティックのA220-300。エアバルティックは計50機のA220を発注済みだ(提供:エアバス)