記事検索はこちらで→
2019.12.09

ウイングトラベル

マカオの現状は平穏、「モノマカオ」訴求へ

日本からアクセス多様化、多彩な商品造成可能

 マカオ政府観光局が開催した商談会とアップデートセミナーでは、香港のデモの影響により、日本人渡航者数が減少傾向となっているものの、マカオ自体は普段通り平穏な情勢となっている点を強調。さらに、マカオ航空による直行便の増便や深センなど周辺都市への直行便就航により、アクセスが多様化していることから、マカオ単独での商品や「グレーターベイエリア」と呼ばれる広東省南部との組み合わせ商品の造成を呼びかけた。
 一方でマカオの街の状況については、12月1日に開催されたマカオマラソンに内外から約1万2000人のランナーが参加している写真を紹介しながら「直近で1万2000人のランナーが自由に集まって走ることができる。これは普段と変わらない状況を表しているといえる。そうした平穏なマカオにいかに行ってもらうかという点が今後の課題となる」と強調した。

 

 マカオ宿泊比率が7割に、連泊での滞在も増加
 マカオ航空直行便増便、座席数27万席に増加

※写真=セミナーでマカオの最新動向などを説明するマカオ政府観光局の榊原史博日本代表

 

※写真=都内ホテルで行われたアップデートセミナーの模様