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国交省、8月のイースター航空インシ発表
管制官指示と異なる着陸を試み
国土交通省は12月6日、百里飛行場で発生したイースター航空による重大インシデントを発表した。この事案は、着陸しようとした当該機が管制官の指示とは異なる東側滑走路へ着陸を試みたというもの。着陸前に復行して、指示どおり西側滑走路へ着陸した。このとき東側には東側には車両が存在していた。
同事案が発生したのは、今年8月22日の16時17分ごろ。当該機はイースター航空の737-800(HL8052)で、ソウルを出発し、百里飛行場へ向かう便だった。当時、乗務員は7名、乗客は119名で、合計126名が搭乗していた。
この事案は、航空法施行規則第166条の4第2号の「他の航空機が使用中の滑走路への着陸の試みに準ずる事態(同条第17号)」で、重大インシデントに該当する。発生日からかなり時間が経ち発表に至ったが、同事案は6日に詳細が確認された。