KNT-CT、10月の旅行総取扱額7.0％減462億円

国内旅行が10.4％減、海外も3.7％減に

　KNT-CTホールディングスの10月の旅行総取扱額は前年同月比7.0％減の462億9100万円となった。海外旅行は3.7％減の164億7200万円、国内旅行も10.4％減の269億2400万円と前年割れとなった。外国人旅行は11.7％増の20億3100万となった。
　海外旅行は団体旅行については13.8％減となった。一般団体は前年開催の大型国際スポーツ大会や大型の観光・親睦旅行などの反動減に加え、職場旅行などの取扱人数の減少により前年比20.7％減となった。学生団体は修学旅行の取扱単価の減少や研修旅行の取扱人数が減少したことにより6.0％減となった。
　一方で企画旅行は2.2％増となった。商品別ではホリデイは10.6％減となった。ハワイ、ヨーロッパ、台湾方面が好調に推移したものの、アメリカやオセアニア、韓国、香港などが不調だった。クラブツーリズムは4.5％増となった。イタリアやトルコが好調に推移、北米、オセアニアも堅調だった。ただ、カナダ、中国、香港、韓国、ベトナム、カンボジア、タイが不調だった。